COLUMN

コラム

2022.01.13

税務署の組織ってどうなっている?

 普段の生活を送る上で税務署と直接やり取りをする機会はほとんど少なく、事業をされていない方にとっては関りがまったくないと思います。今回は税務署の組織についてお話ししたいと思います。

 体系としては、国の財政全般を統治する組織が財務省、その中で租税部門を専門的に担う国税庁があり、国税局の管轄下に国税局と沖縄国税事務所が存在します。税務署はさらにその下、国税局と沖縄国税事務所の下部組織として全国に設置されています。

 税務署は、国税庁や国税局の指導及び監督のもとに、内国税の賦課・徴収を担当する最前線の執行機関であり、納税者と最も密接なつながりを持つ行政官庁です。税務署の組織としては以下の様に分かれています。

 

■総 務 課   …税務署内における事務の総括

■税務広報広聴官 …租税教育、広報広聴活動等

■管理運営部門  …租税債権の管理、納税証明書の発行など

■徴 収 部 門 …滞納管理など

■個人課税部門  …申告所得税、消費税等(個人事業者)の相談と調査

■資産課税部門  …相続税、贈与税、土地・家屋等を譲渡したときの

所得税等についての相談と調査

■法人課税部門  …法人税、消費税等(法人)、源泉所得税、印紙税、

酒税等の相談と調査

■酒類指導官   …酒税の相談や調査

■納税者支援調整官…納税者からの質問・意見対応

 

 ニュースなどで目にする査察調査は、税務署ではなく、国税庁の調査査察部に属する査察調査官によって行われています。通称マルサと呼ばれ、映画「マルサの女」やドラマ「ナサケの女」などでも取り上げられていました。弊社にもご質問いただくことがありますが、税務調査と査察調査は違うものを指します。査察調査は悪質な所得隠しなどに対して強制的に行われる調査で、税務調査は脱税の疑いなどを除いて基本的に任意の調査で、事前に調査日時を調整して行うものになります。ただし、任意といっても質問検査権はあるため、質問に対する黙秘や虚偽の申告は罰則になる可能性があります。

弊社では税務調査の立会いも行っておりますので、税務調査の際は弊社までぜひご相談くださいませ。

 

大阪市東住吉区杭全3-4-4

税理士法人悠久杉本会計事務所

業務部第二課 谷崎 史枝

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