COLUMN

コラム

2022.03.10

住民税の申告はしなくても大丈夫な理由

住民税申告とは?

 

住民税とは、一般的に都道府県に支払う税金と市区町村に支払う税金を合わせた総称です。所得税と似ていることもあり、手続きが必要かどうか困ってしまう場面があると思います。

 

以下のどれかに該当する場合は、住民税の申告は不要です。

  • 所得税の確定申告を行った人
  • 会社で年末調整をした人
  • 公的年金の所得のみで住民税の特別な控除を使わない人

所得税の確定申告や年末調整を行っている場合、住民税申告は不要です。所得税の確定申告を税務署へ行っているため、そのデータを基に区役所や市役所が住民税を計算するためです。

 

以下のどれかに該当する場合は、住民税の申告を行う必要があります。

  • 所得税の確定申告を行っていない人
  • 会社を退職して年末調整をしていない人
  • 住民税の医療費控除などの特別な控除を使う人
  • 生活保護や災害などで税の減免制度を利用する人

住民税申告が必要になるケースは、大きく2つあります。

まず、所得がある人は、所得税の確定申告を行う必要があります。所得税の確定申告を期限内に行えば、住民税申告は不要になります。

次に、所得税の確定申告を行わない人で住民税の控除などを利用する人は、住民税の申告を行うことで、各控除が適用されます。

 

住民税の申告期限も例年315日迄となっております。

ご不明点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

 

 

大阪の税理士 杉本会計事務所
大阪市東住吉区杭全3-4-4

企業第三課 監査担当 山本彩乃

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