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コラム

2021.10.23

世界の珍しい税金

世界各国には国独自の税金が設定されているところがあります。国民の健康のために、インフラの整備のために、税金を取りやすいところから取るために…。理由は様々ですが、どんな税金が設定されているかを見ることで、その国のお国柄が分かる、と言われています。今回は世界各国の税金について、ご紹介したいと思います。

 

■「独身税」

 1968~1989年にブルガリアで導入されていた税で、独身の国民に税を課すというものです。税率は収入の5%~10%であり、かなり重い税金となっていました。独身者に早期の結婚を促し、少子化対策につなげる目的がありましたが、実際に導入したブルガリアでは、導入前よりも出生率が下がり、さらには結婚数自体も減少し、増税によって独身者が結婚や子育てに必要なお金を貯めにくくなり、逆に婚期が遠のく結果になったようです。

 

■「ソーダ税」

 炭酸飲料や砂糖入り飲料に対して課税される税金で、約30mlに1セント課税されます。フランスから始まり、肥満が社会問題となっているアメリカの州などで導入されています。加糖の飲料水に課税することで、過剰な摂取を抑制し肥満解消を目的とされましたが、肥満の原因となるものがジャンクフードなど加糖飲料水以外にもあることや、飲料水メーカーからの抗議もあり、導入されている都市は、まだ多くはありません。

 

■「渋滞税」

 2003年イギリスのロンドン市にて導入されました。渋滞税が設定されている地域には、「C」という標識で明示され、その地域を通行する場合に1日ごとに税金を支払う必要があります。渋滞税の導入当初は1日あたり5ポンドとして設定されていましたが、2011年の増税以降は課税エリアが縮小された一方で1日あたり10ポンドと設定されました。ロンドン交通局の発表では、渋滞税の導入により、ロンドン市の渋滞は30%緩和され、交通量が15%減少しました。

 

今回ご紹介した他にも世界には様々な税金が存在しています。気になった方はぜひ調べてみてください。

 

大阪の税理士

大阪市東住吉区杭全3-4-4

税理士法人悠久杉本会計事務所

業務部第二課 谷崎 史枝

 

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