COLUMN

コラム

2021.10.20

103万円の壁

10月に入り今年も残すところあと3ヶ月となりました。秋の訪れと共に年末が近づいていることを実感する今日この頃でありますが、この時期になると学生時代にいわゆる103万円の壁と戦っていたことを思い出します。アルバイトをする学生が直面する年収103万円の壁の存在、皆さんご存知でしょうか。

 

学生のアルバイトにおける103万円の壁とは、(1)自分のバイト代に所得税がかからない、(2)親などの扶養者の税金が安く済む、2つのボーダーラインの意味があります。学生本人だけでなく親御さんにも関わる問題となりますので注意が必要です。

 

103万円の対象となる給料には銀行振込だけでなく手渡しでいただく金額も対象となります。また掛け持ちでアルバイトをしている場合にはすべてのバイト代の合計年収が103万円を超えていると所得税がかかります。103万円といいますと1月あたりに換算すると約8.5万円になります。アルバイトに精を出していると意外と簡単に超えてしまう場合があるので、この時期に一度確認してみると良いかもしれません。

 

もし、103万円を超えてしまった場合は、学生本人のバイト代の103万円を超えた部分に所得税が課され、親には扶養控除額に住民税と所得税がかかります。扶養者の年収や子ども年齢によって税率は変わりますが、年間5万~20万円の税金が増えることになります。学生の稼ぎたい気持ちも分かりますが、税金が増え、世帯としては損をしてしまう場合があるので、お気を付けください。

 

 

 

大阪の税理士 杉本会計事務所
大阪市東住吉区杭全3-4-4

企業第二課 監査担当 山本彩乃

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